モジ美人に憧れて

〜 カリグラファー(西洋書家) yayo の プラスアルファな日々 〜

カリグラフィー(西洋書道)、イルミネーション(写本装飾)、紋章デザインなど
ヨーロッパの伝統文字芸術に触れる喜びをお届けする
yayoこと西村弥生のブログです

キレイな文字はステキ女子のたしなみですわよ!


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古典芸術は古いか 23:00

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こんにちは!
今日もモジ美人を目指してペンを持つ
カリグラフィー工房BOTTEGA YAYO および カリグラフィー教室MOJI academia
 yayoこと西村弥生です。

どの芸術世界にもあることですが、
カリグラフィーにも「現代カリグラフィー(モダンスタイル)」と
言われる文字スタイルやプレゼンテーションがあります。

対して、
「古典カリグラフィー(トラディショナル・スタイル)」も。

yayo自身が取組むかどうかは別にして
両方好きです。

カリグラフィー作品:ROSA GALLICAにフィリグリー

さて、

古典的なもの、伝統芸術は型にジャマされて自由がない

と、言われる事もありますが・・・

でも、
そうかな。

古いスタイルは、古く堅苦しいものでしょうか。

古典芸術は古いか


昔の人は、
その人が生きた時代の文字や装飾を使ってきました。

7世紀の人たちは
7世紀の文字で文字を書いたし、
その土地の文字しか知らなかったし、

12世紀の人たちは
やはり12世紀の装飾を駆使して作品を作ったし。
( 注:一部、古い時代のスタイルも取り入れています。 )

でも、
21世紀を生きる私達は、
紀元前のローマ帝国時代の文字から、
それを21世紀の雰囲気にアレンジした文字まで、
自分の作品に生かす事ができます。

いつの時代にも飛んでいける。

どんな土地の人にもなれる。

それって素敵なことだと思いませんか?
これを自由とは言わないのかな。

羽根ペンとインク

yayoは作品を作る時、
いつもアレコレ悩みますが、
同時に選択できる幸せも事も感じます。

「のびやかな雰囲気にしたいから、
 15世紀のフランススタイルで書こうか。」


「やっぱり10世紀のスタイルにしよう。
 あの装飾がステキだから。
 でも、色だけ現代的にアレンジしたらどうかな。」


「内容的にはちょっと時代が違うかな??」

こんな自由、
研究が進んだ現代だから出来る事ですよね。
この「古典に学ぶ自由」は、
あらゆる芸術にあてはまる事なのではないかしら。

どうかなー。
ちがうかなー。

自由を許されたこの時代に、
「限られている」という個所ばかりに目をむけるなんてザンネン。
そこにある自由を見つけられないのはもったいない!
そう思って。

自由って「なんでもやっちゃえ」って意味ではないと思うのです。

見たこともないデザインや
衝動に訴えるデザインを探す事だけがアートじゃない。

それらの全てを否定するわけではありませんが、
自由にはもっといろんな形があると思って。
「型にはまるべきじゃない。芸術は自由で良い。」という人の中には、
芸術の片面しか見ていない人もいるように思います。

yayoは、
書の枠にとらわれながら表現の自由を探したいです。
それを不自由と感じたことはありません。

もちろん
モジアカの生徒さんは好きに作って良いのですよ!
yayoはどんなスタイルでも作れるよう、
選択肢を差し上げるだけですもの☆



ではではまた。
カリグラファーyayoでした**



◆ yayo ◆ プロフィール&作品画像はコチラ 

【カリグラフィー工房】 BOTTEGA YAYO (ボッテガ・ヤヨ) URL: http://yayo.ciao.jp
【カリグラフィー教室】 MOJI academia (モジ・アカデミア)
 URL: http://yayo.ciao.jp/mojiacademia
【カリグラフィーとイルミネーション作品のONLINE SHOP】 キレイモジ工房 URL: http://kireimoji.com
 



***** yayo news *****

【カリグラファーyayoより】
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西村弥生著 「トラディショナル カリグラフィー入門」
◆Facebookのアルバムはコチラです! ※FBアカウントを持っていなくても見る事ができます。

【MOJI academia news】
4月15,16,19,20日のスプリング1dayのご案内が始まりました!
来学期のご案内が始まりました!

【BOTTEGA YAYO 2014news】
◆1月 20から24日毎朝9:45〜 東京FMブルーオーシャンの「銀座美人」に出演しました。
◆3月12日発売「ar」にモジ・アカデミアが掲載されています。


| カリグラフィーつれづれ | comments(2) | trackbacks(0) | posted by カリグラファー yayo -
Comment








久しぶりにこちらにコメントを。
この記事、yayoさんの気持ち少しかもしれないですが、わかった気がします。私自身、モダンなタイプよりトラディショナルなタイプが好き。でもyayoさんのいう「自由」というのが解釈が難しくもあり・・・

でも!先日からさせていただいている練習。yayoさんの作品の模写。(文字だけですが・・・)
それをしていて少し、ほんの少しですが、その「自由」の一部を感じ取ることが出来たような気がします。もしかしたら勘違いかもしれない。けれど、一種類の書体の文字を書くだけでもなんとなくそれを感じることをほんの少しですが、できたような気がするです。私流の「自由」を表現するには大事なステップかもしれない・・・これからもたくさん、yayoさんの文字を使っての模写練習させてください。
いつか・・・私のトラディショナルスタイルの中での「自由」を見つけたい・・・
posted by みゅう | 2014/03/14 7:39 AM |
みゅうさん**
そうかーむずかしいですか。
私達には2800年分の自由が与えられているんですよ。
それから新しいアートを生み出す自由も。

新しいアートには、まったく何もない所から生み出されるものと、過去を生かし発展させて生み出されるものがあると思います。
その両方ができるのは、過去の知識がある人だけ。
ないものは生かせないけど、無視することはできますから。
それに、「全く新しいものを作ったぞ!私、斬新♪」って思っても、知識のある人から見たら、ただ過去に却下され淘汰されたものだったって事もあるはず。

だから、知識がある事は大切。
私の生徒には、すべてのチャンスを手にしてもらいたいと思っています。
だから、教室では伝統の美意識を伝えます。
それをどう生かすか、活用するかしないか、そのすべてが彼らの自由。

で、私はどっちかというと・・・
新しいものを生み出すのは誰かに任せてもいいかな、私は残す方をがんばろうかな、って感じです☆
posted by yayo | 2014/03/16 6:06 PM |
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